Living & Learning with Nature…無人駅で非日常体験

こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。

Living & Learning with Nature…
自然の恩恵を活かした空間と忘れかけていた非日常体験をもって、人々に感動の時を提供する

こんな素敵なミッションを掲げているベンチャー企業が、JR東日本スタートアッププログラム2019の共創パートナー、株式会社VILLAGE INCです。
彼らとは、無人駅の土合駅をグランピングの聖地にしよう!というチャレンジを敢行。

野っぱらだった土合駅をリノベーションして、2020年2月12日から40日間、無人駅グランピング拠点「DOAI VILLAGE」を開村
期間中、たくさんの方にご来村いただき、正直、企画側もびっくりするほどの賑わいを見せました…。

現在、その「DOAI VILLAGE」をさらにパワーアップして村開きできるように画策しているところですが、今日はひと足先に良きご報告を。
今般、この村づくりの達人「㈱VILLAGE INC」と、さらにパートナーシップを強化することとなりました。

JR東日本スタートアップとVILLAGE INC.が資本業務提携を締結
無人駅の活用による地域活性化の取り組み強化に向け連携

土合駅「DOAI VILLAGE」の本格開村はもちろんのこと、もっと「無人駅グランピング」をひろく展開していきたい。
無人駅から地域の活性化につなげていきたい。そんな思いから今回の資本業務提携に至ったものです。
※プレスリリースはこちら

いま、新型コロナの影響で、密を避けたオープンエアな空間のニーズが高まっています。
こうした無人駅を活用したグランピングは、「開疎化」時代の新しい暮らしや働き方の、一つの選択肢になるんじゃないかと思っています。

そんな時代の新常態として、今回のパートナーシップにより、「無人駅グランピング」の本格的な事業化を進めていきます。
無人駅などの遊休資産を活用した新たなツーリズム開発と、ワークスタイルの創出に向けたサービスを生み出していきたいと思っています。

ちなみに、このVILLAGE INC.との出会いは、JR東日本スタートアッププログラム2018のプレゼン審査でのことでした。

「VILLAGE INC.」×「秘境駅・廃駅・廃線」で生み出すエクストリームディスティネーション

と銘打った、橋村社長のプレゼンは強烈でした…。

スクリーンに映し出される、秘境の無人駅の数々。廃駅、廃線もあります。
そんな寂れた駅を自分たちなら人が集まる拠点にできる、そこに新しい旅と豊かな「非日常」をつくり出すんだ…。
そんな突拍子もない(?)夢を、底抜けに明るく語る橋村さんに、すっかり引き込まれてしまったことを覚えています。


(VILLAGE INC.橋村和徳社長)

続く2019年…。(注)2018年はあまりの衝撃に我々が対応できず、採択を見送りました(ごめんなさい…)。
その夢はようやく、ひとつのカタチになります。挫けず2019年に臨んでくれたVILLAGE INC.は、さらに具体的で魅力的なプランを提示してくれました。

秘境駅、無人駅そして人財を活かす「Station VILLAGE」構想

いまの無人駅グランピングにつながる事業共創プランです。相変わらず野性味を失っていない橋村さんのプレゼンも最高でした。

「秘境であればあるほど人を集められる」。橋村さんは言いました。
「マジで?」。私たちは思いました。だって、秘境駅のある地方ローカル線は利用減が止まらず、維持すらも難しい状況だから…。

それを実現するのが、VILLAGE INC.の「3H」です。
「僻地、秘境、変態」…彼らが「誇り高き3H」と呼ぶ、彼らしか成し得ないオリジナリティー。
特に、自らを「変態」と称するVILLAGE INC.の実力は、秘境駅を「DOAI VILLAGE」に生まれ変わらせた一連の流れを通して、リアルに体感することが出来ました。

既存の遊休資産を魅力的なフィールドに「変態」する力は、間違いなく彼らの強み。その発想力や妄想力は、大企業では生まれにくいものです。
もしかしたら、今回のパートナーシップは、私たちのような大企業をも「変態」してくれるかもしれません。

…ということで、ここからが本番です。
私たちは、最高の「変態」力を持つVILLAGE INC.と一緒に、日本の未来を明るいものに「変態」していきたいと思っています。

皆さん、よろしくお願いします。

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