AI無人決済店舗 実用化に向けて新たなステージへ

こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。

昨年、赤羽駅でチャレンジしたAI無人決済店舗
実用化に向けて、新たなステージに入ります。

AI無人決済店舗事業の実現に向けて、サインポスト㈱と合弁会社設立の検討を開始することとしました。
※プレスリリース(2/21付け)はこちら

サインポスト社は、2017年度の「JR東日本スタートアッププログラム」の最優秀賞受賞企業です。
赤羽駅のAI無人決済店舗「TOUCH TO GO」は、同社が開発したAI無人決済システム「スーパーワンダーレジ」を使っています。

赤羽駅の同店舗は、2018年10月に開業し、多くのお客様にご利用いただき、12月に営業を終了しております。
今般、これまで積み重ねてきた実証実験の結果等をふまえ、無人決済店舗の開発をさらに加速させるため、同社と合弁会社の設立に検討着手しました。

詳細は、今後、両社で協議していくこととなりますが、新会社が目指す方向は共有しています。
それは、人手不足の解消やキャッシュレス化の推進等の社会課題の解決

深刻化する人手不足。世界に後れを取るキャッシュレス化…。
世界に先駆けて、未曽有の人口減少社会に突入する日本にとっては、いずれも喫緊の課題であり、そして未知への挑戦でもあります。

この新会社は、そうした社会課題に果敢にチャレンジ。
AI無人決済システムとオペレーションノウハウのブラッシュアップに全精力を注ぎこみます。

どうすればお客様がストレスフリーにご購入できるか、どれほど店舗運営の負担を軽減できるか。
そればっかりを四六時中考えて、とことんAI無人決済の仕組みを磨き上げていく…。

大企業に長くいる人間が言うのは反則なんだけど、やっぱり「一点集中」って怖いんだよね。
桶狭間の奇襲戦法もそうだし、スタートアップの強みはそこにあるような気がします。

今回、合弁会社をつくるということは、実は私たちにとって大きなチャレンジでもあるんです。
これまでは、CVCをつくって、アクセラレーションプログラムを通じて事業提携をして、さらに資本提携(出資)もする。そこまででした。
今回は、ある意味、さらに一歩進んで、新しいゼロイチに挑むベンチャーをつくるようなもの。

大丈夫?そんな声は当然ありますよね…。
ただ、それでも来る人口減少等の環境変化に、「変わらないこと自体が最大のリスク」です。
私たちもJRも掲げるのは「変革」。その一翼を担って、スタートアップと連携して、これまでにないチャレンジをしていきたいと思います。

ちなみに、目指しているのは、人手不足に悩む小売店等に、AI無人決済のシステムやサービスを提供していくモデル。
店舗オーナーの皆さんの負担が少しでも軽減されて、お客様も喜ぶ仕組みを実現していきたいと思います。

私たちが目指すのは、お客様も店舗もストレスフリー。クイック&キャッシュレスな買いものが実現している社会。
そうした社会の実現に向けて、新しいステージにチャレンジしていきます。

皆さん、よろしくお願いします。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事