ウィルス感染をテクノロジーで防ぐ!

こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。

インフルエンザが猛威を振るう日本列島。
その被害拡大を抑制するかもしれない技術があるって知っていますか?

空気感染をテクノロジーで防ぐ
そんな技術にチャレンジしているのが、「JR東日本スタートアッププログラム2018」のパートナー、エネフォレスト㈱です。

同社が保有する技術が、紫外線による空気殺菌(UVGI方式)。
この方式を採用した殺菌装置「エアロシールド」を開発して、普及・改良に取り組んでいます。

この「エアロシールド」。小さいエアコンのような装置なのですが、なかなかの優れもの。
紫外線を照射することにより、空気中に浮遊する菌・ウィルスを殺菌するんです。
すでに、第三者研究機関の実証試験により、「実空間における浮遊菌減少が89.6%」という結果を得ています。
※同社HPより。くわしくはこちら

実際にさまざまな施設で導入・実証実験が進んでいます。
病院・クリニックなどの医療機関、さらに調剤薬局、介護施設、保育園など。

これ、駅とか車両とかで実現できたらいいな…。
そんな思いが一致して、JR東日本スタートアッププログラムに採択。
喧々諤々の議論を経て、ついに実証実験のフェーズに入りました。

場所は大宮駅と南越谷駅
大宮駅は新幹線待合室とベビー休憩室に、南越谷駅はシースルー改札とみどりの窓口に、エアロシールドを設置して実証実験です。

 

駅って、すさまじい人の数だし、入れ替えも激しいから、効果のほどはとても関心があります。
将来的には、車両や商業施設、ホテル、オフィスなんかも可能性ありますよね。
駅ビルの授乳室なんかにあってもいいし、オフィスも、最近うちの社内でインフル感染者が出たから他人事じゃない。生産性向上のために企業需要もありそう。

さらに、実はこの技術、消臭にも効果があります。臭いのもととなる菌を殺せるんですね。
だから、トイレの消臭とかで使えるといいな、なんて思ってます。

もちろん、いざ事業化となると、採算性をきちんと考えないといけないし、課題もいっぱいありそう。
だからこその実証実験。まずスタートすることが肝心です!

健康な街づくり、安心の暮らしづくりにスタートアップと連携。
今回の実証実験が、そんな社会の実現に役立てばいいと思っています。

皆さん、よろしくお願いします。

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