釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアム、オープン!

こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。

昨日、テレビを眺めていたら、こんなニュースが飛び込んできました。

新たな聖地、釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムがオープン!

岩手県釜石市に昨日(8/19)オープンしたのが、釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムです。
来年開催される、2019年ラグビーW杯日本大会の会場として新設されました。

昨日は「こけら落とし」として、ヤマハ発動機と釜石シーウェーブスとの試合や、新日鉄釜石と神戸製鋼のOB戦などが行われました。
選手たちの熱戦に、つめかけた満員6530人の観衆からは盛んな拍手が送られたそうです。


(写真はイメージです)

鵜住居地区は東日本大震災の津波で約600人が亡くなるなど、甚大な被害を受けた場所です。
JR東日本の鵜住居駅も津波の被害に遭いました。私も震災のすぐ後、災害復旧のため現地に駆けつけました。

そのときに見た光景は、今も忘れられません。
駅舎は跡形もなく、JR山田線のレールは津波に流され、無残に折れ曲がっていました。
言葉を失い、その場に立ち尽くしたことを覚えています。

私たちJR東日本グループは、東日本大震災を、国鉄改革に次ぐ第2の出発点としています。
東北を復興したい、日本を元気にしたいという思いが、あらためて社員一人ひとりを奮い立たせました。
もちろん私も、あの日あの場所で、同じ思いを強く胸に刻みこんで、今に至っています。

スタジアムは、鵜住居川の河口にあった小・中学校の跡地に建設されました。
あの日から7年半を経て、釜石鵜住居の地に、その名も「復興」スタジアムがオープンしたことに、本当に感動しています。


(写真はイメージです)

いよいよ来年がW杯本番。世界中から多くの観客が詰めかけます。
まさに「復興」の証として、東北の元気な姿を世界に発信していきたいですね。
私たちも、ラグビーの試合に負けないくらい、東北の復興と日本の元気を精一杯応援していきたいと思います。

皆さん、よろしくお願いします。

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