地域を変える、鉄道を変える、社会を変える…13共創パートナーとともに。

こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。

今年も、新しい共創パートナーが加わりました!
JR東日本スタートアッププログラム2021、13社のスタートアップと13の事業共創にチャレンジしていきます。

今年掲げたテーマは3つ、「地域共創」「デジタル共創」「地球共創(SDGs)」です。
「移動」を生業とするJR東日本グループにとっては逆風が吹いていますが、そんな中でも「私たちだからできることがある」、こんな状況だから「思い切ってやっちゃおう」と、肚を据えて臨んだプログラム2021。

同じように肚をくくった(?)、逞しくてやんちゃなスタートアップがジョインしてくれました。
その共創プランは、ラストワンマイル配送から動くホテル、持続可能な高齢社会実現など多種多様…。

地域を変える、鉄道を変える、社会を変える…
目指すは、全ての共創プランの事業化。それに向けた本気の実証実験を順次スタートしていきます。

今日は、事業化に向けた強い決意の念も込めて、その13社の共創パートナーの、13の共創プランの概要を一気に紹介します。


まずは、「地域共創」にチャレンジする共創パートナーと、その共創プランです。

WALL SHARE株式会社

共創プラン:JR沿線の空き壁を活用したミューラルアートによる地域活性化
実施箇所:首都圏エリア
内容:JR沿線の空き壁、アーティストと協賛企業を繋ぎ、ミューラルアートを描くことで、沿線活性化を図り、地域との継続的な関係を構築します。

ミーチュー株式会社

共創プラン:ファンコミュニティプラットフォームを活用した鉄道ファンコミュニティの形成
実施箇所:オンライン
内容:ファンコミュニティプラットフォーム「Mechu(ミーチュー)」内で、鉄道や地域の魅力発信や限定コンテンツの提供、ファンの声を反映したイベント作りなど、ファンと共にプロセスエコノミーを形成します。

YADOKARI株式会社

共創プラン:可動産の活用による無人駅を拠点とした「動く旅」による新たな観光体験の創出
実施箇所:根府川駅
内容:可動産(モビリティ)を活用して、ロケーションが魅力的な無人駅での滞在と地域を巡ることで、その時々に合わせた自由な旅のスタイルを体験することができる「動く旅」の世界観を構築し、シームレスな新しい観光体験の創出を図ります。


続いて、「デジタル共創」にチャレンジする共創パートナーと、その共創プランです。

株式会社カミナシ

共創プラン:ノーコードツールを活用した鉄道現場の身の丈DX
実施箇所:東京総合車両センター
内容:ノーコードツール「カミナシ」を活用した車両修繕における現場主導のDXに取り組み、チェックリストや帳票のデジタル化だけではなく、業務プロセス全体のDXを目指します。

Cuebus株式会社

共創プラン:次世代ロボット倉庫を活用した駅ナカのスペース高効率化
実施箇所:首都圏駅
内容:省電力かつフレキシブルに設置/移動が可能な次世代ロボット倉庫「Cuebus」を活用し、駅ナカの物品管理とピッキング業務を自動化することによる生産性向上とあらゆる遊休スペースを物流空間へと高効率化するモデルを構築します。

207株式会社

共創プラン:駅を物流拠点としたラストワンマイル配送ビジネス
実施箇所:品川駅
内容:駅の遊休スペースを物流拠点化し、宅配荷物と駅ナカ・駅ビル商材の個人宅向け荷物をギグワーカーの配送員が共同配送することで、駅を起点にラストワンマイル配送の社会的課題の解決と遊休スペースの利活用を行い、新たな収益モデルを構築します。

株式会社フォトラクション

共創プラン:建設特化型AI技術による紙図面のデジタル化および活用
実施箇所:東京工事事務所
内容:これまで紙で管理されていた鉄道施設の図面をAIによりCADおよびBIMに変換、数量算出の効率化などによる業務の生産性向上を含め、建設DXの実現を目指します。

メトロウェザー株式会社

共創プラン:小型・高性能ドップラーライダーによる支障物検知
実施箇所:首都圏エリア在来線
内容:小型かつ雨天時でも継続可能な高性能ドップラーライダーにより、遠方の線路内支障物を検知、線路内作業の安全性向上および将来的な自動運転技術への導入を目指します。

MODE, Inc

共創プラン:IoTエコシステムを活用したデジタルツイン環境の構築
実施箇所:首都圏エリア鉄道建設現場
内容:様々なセンサーなどからのデータ取得を可能にするIoTエコシステム技術により、建設現場のデジタルツイン環境を構築します。作業員などの位置検知など、これまで正確に取得できなかったデータを活用し、鉄道建設工事の安全性向上、生産性向上を目指します。

株式会社レボーン

共創プラン:デジタル嗅覚・解析システムによる「におい」ビジネスの構築
実施箇所:海浜幕張駅・ペリエ海浜幕張
内容:AIとヒトの感覚を融合させた独自の判定技術を活用したニオイの可視化による駅など施設や商業空間のクレンリネス向上および消費行動変化の可能性について検証します。


そして、「地球共創(SDGs)」にチャレンジする共創パートナーと、その共創プランです。

株式会社ARK

共創プラン:小型閉鎖循環式陸上養殖による安心安全な究極の地産地消モデルの構築
実施箇所:福島県浜通り地区駅構内隣接用地(予定)
内容:福島県浜通り地区での小型閉鎖循環式による安心安全ゼロエミッションの陸上養殖に挑戦し、地域漁業との連携による地場産業の活性化や、新たな技術を活用した持続可能な水産資源の未来を目指します。

株式会社PETOKOTO

共創プラン:動物との幸せな共存を目指す駅を中心としたペットビジネスの展開
実施箇所:恵比寿駅ほか、東北エリア
内容:人が動物と共に生きる社会を作るために、ペットフードの販売やペットツーリズムへの挑戦をはじめとする駅や鉄道を用いたペットビジネスを検証し、飼い主とペットにやさしい新しいライフステーションの展開を目指します。

株式会社Magic Shields

共創プラン:知能化素材による持続可能な高齢社会の実現
実施箇所:当社グループ施設(予定)
内容:転んだときだけ柔らかくなる床「ころやわ」で転倒・歩行データを取得し、転倒骨折リスクの軽減とデータ利活用を組み合わせた高齢者のADL(日常生活動作)向上および施設スタッフの業務負担軽減が可能な仕組みを検証し、高齢者が自律的に生活できる社会を目指します。


以上が、「JR東日本スタートアッププログラム2021」においてチャレンジする、13の事業共創プランです。

あらためて思うのは、「ベンチャー×JR」ってポテンシャルがものすごいなぁってこと。
暗いイメージの高架下も、アートで飾れば、そこでしか得られない街の魅力になる…。
駅・鉄道とシェアリング型宅配を組み合わせれば、地球にやさしい新しい物流サービスを創り上げられる…。
他領域で活用される技術を鉄道にビルトインすれば、鉄道システムを未来バージョンにアップデートできる…。

地域を変える、鉄道を変える、社会を変える。「ベンチャー×JR」は、未来の選択肢を拡げる掛け算なのかも。
この、普段だったら絶対に出合うことのない両者の掛け算こそ、イノベーションの醍醐味ですよね。目の前に立ちはだかる困難も醍醐味の一つ、絶対に乗り越えていきましょう!

ほんと、皆さん、私たちのプログラムに応募してくれてありがとう。
13の共創パートナーの皆さんと、「ベンチャー×JR」だから実現できる新しい未来を創り出していきたいと思っています。

皆さん、よろしくお願いします。

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