JR東日本スタートアッププログラム2018の共創パートナーズ!

こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。

JR東日本スタートアッププログラム2019、もろもろご関心をいただきありがとうございます!
もう間もなく応募の締め切りとなります。たくさんのご応募をお待ちしております!

ちなみに昨年は、182件のご応募をいただき23件を採択
そのうち18社と一緒に共創プランを練り上げて、実際にJR東日本グループのインフラで実証実験を行いました。

今日は、ご応募をお考えの皆さんに少しでもお役に立てばと思いまして、その18件を全部、どんなパートナーとどんなフィールドで実証実験を行ったのか、一気に紹介しますね。

AdAsia Holdings Pte. Ltd.

テーマ:「デジタルサイネージを活用したダイナミックDOOHの検証」
フィールド:大宮駅コンコース
内容:多種多様なお客様が行き交う駅で、同社の持つダイナミックDOOHノウハウを活用したデジタルサイネージの最適な配信にチャレンジしました。

株式会社エアークローゼット

テーマ:「無人パーソナルスタイリング体験」
フィールド:品川駅、長野駅など
内容:スマートミラーを通じた遠隔パーソナルスタイリングを、リアルな駅という場で提供。駅とオムニチャネルのポテンシャルを検証しました。

株式会社エイシング

テーマ:「AI による設備・機械の新たな運用方法の実現」
フィールド:線路や車両のメンテナンス現場
内容:設備メンテナンスにおけるAI活用のポテンシャルを検証。消融雪機の最適稼働やブレーキの予兆検知にチャレンジしました。

エネフォレスト株式会社

テーマ:「紫外線照射による駅設備などの殺菌・消臭」
フィールド:大宮駅、南越谷駅など
内容:同社が開発した紫外線殺菌照射装置を使用し、多くのお客さまが利用される駅などで空気環境改善効果を検証しました。

株式会社Origami

テーマ:「青森におけるインバウンドのお客さまへのQR決済利用促進」
フィールド:青森市(JR 東日本グループ施設含む)
内容:青森の地域・行政と連携し、青森市を日本最大級のキャッシュレスの街に。インバウンド利用や地域観光の促進にチャレンジしました。

OriginWireless Japan株式会社

テーマ:「カメラレス・センサーレスの侵入監視で安心安全な工事の実現」
フィールド:新宿駅工事現場など
内容:Wi-Fiセンサーによる侵入監視システムを活用して、安心安全で効率的な新しい工事の仕組みにチャレンジしました。

株式会社CAMPFIRE

テーマ:「クラウドファンディング活用よる地域商品開発と無人駅の活用」
フィールド:地域、無人駅など
内容:クラウドファンディングの仕組みとJR及び地域の資源を結び付けて、地域の魅力の再構築にチャレンジしました。

ClipLine株式会社

テーマ:「動画OJTサービスを活用したグローバルを含めた遠隔地技術者育成」
フィールド:車両メンテナンス現場(海外含む)
内容:OJTとテクノロジーを融合。鉄道車両メンテナンス作業における技術者育成支援の効果を検証しました。

株式会社ShowcaseGig

テーマ:「スマートフォンとキオスク端末を利用した無人オーダーカフェ」
フィールド:駅弁当売店、ベッカーズなど
内容:駅ナカ売店で事前オーダーサービスを導入して、クイック&キャッシュレスな商品受け取りと店舗省力化にチャレンジしました。

株式会社TBM

テーマ:「再生可能素材『LIMEX』傘を活用したエキナカ傘シェアリング事業」
フィールド:大宮駅スタートアップステーションなど
内容:従来のビニール傘の代替として再生可能素材を活用した「LIMEX」傘を開発。環境問題解決に向けたシェアリングモデル構築にチャレンジしました。

tripla株式会社

テーマ:「AIチャットボットを活用した案内・予約業務」
フィールド:ホテルメトロポリタン池袋、ホテルメッツ渋谷、駅レンタカー営業所など
内容:増加する訪日外国人に向けて、ホテル・駅・レンタカーの案内予約業務にAIチャットボットを活用し、そのポテンシャルを検証しました。

株式会社バズヴィル

テーマ:「スマートフォンのロックスクリーンとJRE POINTサービスの連携」
フィールド:JRE POINTサービス、JR情報インフラなど
内容:スマートフォンのロックスクリーンを活用した情報発信を検証。JRE POINTとの連携や運行情報などの表示にチャレンジしました。

株式会社はなはな

テーマ:「スズメバチの仮想生息域を利用したシカ等の害獣対策」
フィールド:JR山田線
内容:獣害対策に独自のノウハウを有する同社と連携して、鉄道路線におけるシカ対策の効果を検証しました。

PicoCELA株式会社

テーマ:「無線マルチホップ技術による屋外無線LAN環境構築」
フィールド:ガーラ湯沢、八甲田山ロープウェー山頂駅など
内容:従来設置が困難であった屋外観光地等にWi-Fi環境を構築。インバウンドのお客様等へのサービス改善や行動把握にチャレンジしました。

株式会社ファーメンステーション

テーマ:「発酵技術を活用した地域循環モデルの構築」
フィールド:岩手県奥州市、青森県青森市など
内容:JR東日本グループのシードル工房「A-Factory」のりんご搾りかすを活用した新商品を開発。廃棄物ゼロの地域循環モデルの構築にチャレンジしました。

株式会社ポケットチェンジ

テーマ:「Suicaと連携した地域マネー発行によるキャッシュレスな地域経済圏の実現」
フィールド:宮城県塩釜市など
内容:電子マネーを活用した地域通貨「竈コイン」を発行。地域と連携して観光利用促進やキャッシュレス地域経済圏の実現にチャレンジしました。

メトロエンジン株式会社

テーマ:「AI を活用した駅や新幹線の流動予測」
フィールド:東北新幹線、さいたま新都心駅など
内容:JR東日本グループの有するデータを活用して新幹線の混雑予測や駅売店等の需要予測を実施。AI活用のポテンシャルを検証しました。

Motionloft, Inc.

テーマ:「AIカメラを活用した流動調査と広告媒体の認知率調査」
フィールド:大宮駅コンコース
内容:AIカメラを活用した、駅構内におけるお客さまの流動分析と広告媒体の認知率調査を実施。画像データ技術の活用ポテンシャルを検証しました。


(JR東日本スタートアッププログラム2018 DEMO DAY ダイジェスト動画)

あらためて振り返ると、よくまぁこれだけやりましたね…(苦笑)。
中には実際にサービスインしたものもありますし、新たな実証実験にトライしているものもあります。

これだけいろんな実証実験ができるのも、JR東日本グループのインフラが地域や生活に密着しているからでしょう。
リアルなインフラを活用して、スタートアップ企業の持つアイデアやテクノロジーの社会実装にチャレンジする!これが当ブログラムの醍醐味。
新しいビジネス、新しいソリューションをどんどん生み出していきたいですね。

JR東日本スタートアッププログラム2019、皆さんのアイデアをお待ちしています。

応募期間は、2019年5月31日まで
専用ホームページからご応募ください。※専用ホームページはこちら
お問い合わせは、こちらのアドレスまで。info@jrestartup.co.jp

皆さん、よろしくお願いします。

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