こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。

少し遅くなりましたが、6件目の出資のご報告です。
私たち私たちJR東日本スタートアップは、ケーブルレスでのWi-Fi整備を実現する無線マルチホップ技術を持つPicoCELA㈱と資本業務提携することを合意しました。
※プレスリリースはこちら

PicoCELA㈱は、九州大学発のスタートアップ企業です。
同大学で無線マルチホップ技術を研究していた古川浩教授が2008年に創業しました。
古川社長は、2018年3月で大学を退職し、今はこの会社の成長に専心しています。

同社は、中継段数が増加しても通信の遅延(スループット劣化)が少ない独自の多段無線中継技術を保有しています。
この技術は、今後予想される大容量通信代において、LANケーブルに頼ることなく、高速無線通信を実現するものと期待されます。

いまや通信は、欠かすことのできない社会インフラとなっています。
同社との提携により、通信インフラの整備を通じた、豊かな暮らしと安心な社会の実現を後押ししていきたいと考えています。

JR東日本の施設でも、山間部など通信環境の整備が難しいところも多く、同技術の活用によりさまざまなソリューションにつながることが期待されます。
また、インバウンドのお客様が増加する中で、Wi-Fi網の早期構築に、同社技術が活きるものと期待しています。

特に、インバウンド旅行者の不満の上位常連が、スマホ等の通信がつながらないこと。
同社の技術を使うと、屋外観光施設などで、無線Wi-Fi網を低コストで早期に整備できます。

今般、PicoCELA㈱とJR東日本、そして青森県・市は、こうした屋外施設での無線マルチホップ技術の活用を実証実験します。
今回挑戦するのは、八甲田山とガーラ湯沢スキー場といった屋外施設です。

昨年末に、青森の八甲田山にロープウェーで上って、敷設状況を確認してきました。
そのときはまさに敷設作業中で、開通を見届けることができませんでしたが、その代わり、八甲田山の樹氷に出会うことができました。

うまくいけば、こうした八甲田山の絶景が、SNS等で全世界に向けてリアルタイムに発信されるかもしれません。
八甲田山をはじめとした地方の埋もれた観光資源が、こんな風にしてどんどん世界に紹介されるといいな。

なお、PicoCELA㈱は、「JR東日本スタートアッププログラム2018」発表会で、総合グランプリにあたる「スタートアップ大賞」を受賞しました。
今後もガッチリ連携して、新しい技術の普及を進めていきたいですね。

皆さん、よろしくお願いします。

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