こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。
東北レストラン鉄道「TOHOKU EMOTION」で、青森リンゴで育んだ「ジャー黒牛」の肉を。
ベンチャー企業とJR東日本グループとの協業で、東北地域の新たな魅力発信にチャレンジします。
※プレスリリースはこちら。
今回協業するのは、JR東日本スタートアッププログラム2019の共創パートナー、㈱ファーメンステーション。
「発酵で楽しい社会を(Fermenting a Renewable Society)!」をミッションに、発酵技術で循環型社会を構築していくスタートアップです。
プログラムで練り上げた共創プランでは、青森リンゴの搾りかすからエタノールを醸造することに成功。
その青森リンゴエタノールを使ったアロマディフューザーとルームスプレーの商品化につなげました。
※そのときのブログ記事はこちら。
今回同社と新たにチャレンジするのは、東北レストラン鉄道「TOHOKU EMOTION」とコラボした、地域の新たな魅力の創造です。
「TOHOKU EMOTION」は、JR東日本が提供する「のってたのしい列車」。東北の八戸線を走る「移動するレストラン」です。
この「TOHOKU EMOTION」とコラボする内容は2つ。
一つは、車内空間の香りの演出に、青森リンゴエタノールを使ったアロマスプレーを使用します。
お客様は、車内のトイレなどで青森リンゴ由来の甘い香りを楽しむことができるはず。
今一つは、この列車が提供する料理の特選素材として、青森リンゴの搾りかすで育んだ「ジャー黒牛」を採用します。
この「ジャー黒牛」は、青森リンゴエタノール生成後の発酵かすを飼料として、岩手県雫石町で大事の育てられた希少な産種です。
(雫石の放牧風景 ※㈱ファーメンステーション酒井さん撮影)
ジャー黒牛は、ジャージー牛の赤身に黒毛和種の上質な脂が入り、さっぱりとした味わいが特徴。
この肉を絶賛してくれたのが、「TOHOKU EMOTION」のメニューを監修する、ホテルメトロポリタン盛岡のシェフの皆さん。
この7月~9月に運行する「TOHOKU EMOTION」のランチコースの特選素材として、この肉を使った料理を考案してくれました。
そのメニューが、「雫石産ジャー黒牛のロースト 岩泉わさび添え」です。
見るだけで美味しそうですが、味も絶対に美味しい。
そう断言できるのは、実はひと足先に、このジャー黒牛の肉を試食しているからなんです。
これがムチャクチャ美味しかった…。
いただいたのは、シンプルに味付けしたジャー黒牛のステーキ。
はじめて食べた、青森リンゴの搾りかすで育ったジャー黒牛は、肉の旨みと甘みがたっぷり。
肉の脂身の臭みがなくて、何切れもイケました。これが特徴の「さっぱりとした味わい」ってやつだったのかも。
念のため言っておきますが、もちろん、私が独り占めしたわけではありません。
当日は、ファーメンステーションや関係の皆さん、JR東日本のメンバーが集まって、盛大に試食会を催しました。
みんな初めて食べる、青森リンゴの搾りかすで育ったジャー黒牛でしたが、一口頬ばるとみんなが笑顔に。
満足&満腹な試食会は夜遅くまで続きました…。参加された皆さん、最高に楽しかったですね!
…ということで、ぜひ皆さんにも、青森リンゴ発ジャージー黒牛を体験していただきたいと思っています。
東北レストラン鉄道「TOHOKU EMOTION」の運行日等は次の通りです。
対応期間:2019年7月6日(土)~2019年9月29日(日)の運転日
運行区間:八戸駅発→久慈駅行きの往路のみ提供
旅行代金等について詳しくは、JR東日本「のって楽しい列車」ホームページ(https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/)をご覧ください。
この機会にぜひ、「TOHOKU EMOTION」の旅に出かけてみませんか。
皆さん、よろしくお願いします。