こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。
私たちJR東日本スタートアップは、水産物の卸・小売を手がける㈱フーディソンと資本業務提携することに合意しました。
私たちの出資は、同社で11件目となります。
※プレスリリースはこちら。
フーディソンは、「世界の"食"をもっと楽しく」をミッションに、"食"のイノベーションに挑戦しているスタートアップです。
水産物いわば「魚」をターゲットとして、ITを活用した生鮮流通プラットフォームの構築に取り組んでいます。
海に囲まれた国、ニッポン。全国には美味しい魚がたくさんあります。
多種多様な旬の魚をもっと身近にできれば、食がもっと豊かになりますよね。
そんな未来を実現するために、同社がチャレンジしている事業は次の通り。
まずは「魚ポチ」。飲食店専門の生鮮品卸売ECサービスです。
全国20産地から旬な魚を仕入れ、1,800種類以上の水産品を取り扱っています。
市場に出回らない珍しい水産品もあるので、魚好きにはたまらない…。
なんと登録数が10,000店を超え、さらに伸びています。
続いて「サカナバッカ(sakanabacca)」。フーディソンが運営する魚の専門小売店です。
多種多様な旬の魚をお客様に提供する貴重なBtoC拠点。いわば鮮魚のオムニチャネルですね。
現在、都内4店舗を展開中。うち1店が、駅ナカ魚屋「sakanabacca エキュート品川店」です。
2019年3月22日にオープンしました。
さらに、これも素晴らしいサービスだと思っているのが、「フード人材バンク」。
食品業界に特化した人材紹介サービスです。料理人の就業マッチングをサポートします。
ご多分に漏れず食品業界でも人手不足が深刻化するなか、ニーズが高まっています。
美味しい魚を食卓に届けるためにも必須のサービスですね。
実は、フーディソンは、JR東日本スタートアッププログラム2017の共創パートナーです。
駅ナカで鮮魚を売るという荒技(?)に果敢にチャレンジして、しかも実績を上げました。
「美味しい魚をみんなに食べてもらいたい!」という同社の熱量と、駅の持つポテンシャルが見事にマッチングした共創事例。
今回の駅ナカ魚屋の常設出店につながりました。
しかも「食」って、「暮らし」に欠かせないコンテンツですよね。
いつもの駅や街に美味しい「食」があると、毎日が楽しくなるような気がしませんか。
豊かな暮らしづくりを目指すJR東日本グループと、とっても相性がいいと思っています。
JR東日本エリアには美味しい港町がたくさんありますし、私たちには駅や駅ビル・ホテルなどのBtoC拠点があります。
鉄道ネットワークを活用した生鮮オムニチャネルの可能性にも挑戦していきたいですね。
美味しい魚と一緒に、三陸をはじめとした港町の皆さんの笑顔を届けられるといいな…。
「魚×JR」で"食"をもっと楽しく。
フーディソンと一緒に、「食」のイノベーションを通じて、街と暮らしを豊かにしていきたいと思います。
皆さん、よろしくお願いします。