こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。
ちょっとご報告が遅れちゃいました。新しいパートナーシップのご紹介です。
私たちJR東日本スタートアップは、訪日外国人旅行者向けプラットフォームサービスを提供するWAmazing社と資本業務提携しました。
2018年2月にJR東日本スタートアップが設立して以来、9件目の出資となります。
※くわしくはこちら。
ますます増加するインバウンド旅行者。
そのニーズに応えるサービス展開や情報の発信が強く求められています。
WAmazing社は、そうしたインバウンド旅行者に特化したソリューションを提供しています。
同社が「手の中の旅行エージェント」と呼んで展開を進めるのが、スマホ向けアプリサービス「WAmazing」です。
インバウンド旅行者に、旅マエでの宿泊やアクティビティの予約・決済、さらには日本の主要空港で無料のSIMカードを提供。旅行中に地域の観光情報を発信するなど、日本旅行で役立つ様々な機能をワンストップで提供しています。
(WAmazing社のHPより)
こうしたサービス内容を見て想像がつく通り、同社のターゲットは個人旅行者。
台湾、香港、中国などを中心に利用者が急速に拡大していて、ダウンロード数は累計20万を超えています。
日本人もそうだったけど、海外旅行って最初は団体旅行で行くのですが、次第に個人旅行になりますよね。
やっぱり自由に、自分の興味のあるところに行きたい!そんなニーズをいち早く捉えてサービス化したのがWAmazing。
海外でまだ知られていない店や観光スポットの情報を提供して、「一味違った旅をしてみたい」という個人旅行者の心をくすぐっています。
実は、このインバウンドの個人旅行者、しかも旅マエからのアプローチって、私たちができてなかったところなんですよね。
一方で、同社にとっては、観光地等とのネットワークを持つ交通事業者との連携は、ポテンシャルを広げるものとなるはずです。
だから、同社とのパートナーシップは、すごく相性が良くて、1+1が3にも4にもなるコラボだと思っています。
いま一つ、同社と強くシナジーを感じるのが、「観光産業で地域活性に貢献する」というビジョンです。
同社の加藤社長の言葉で、すっごく印象的で胸に刻まれている言葉があります。
それは、「観光産業はぜったいに空洞化しない」というもの。
自動車などは海外で製造することができますが、日本の観光は日本以外ですることはできません。
だから、観光を盛り上げていくことは、日本を、そして地域を元気にしていくことにつながります。
「観光産業で地域活性に貢献する」。ものすごく共感します。一緒に、観光でニッポンを元気にしましょう!
皆さん、よろしくお願いします。