こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。
私たちJR東日本スタートアップは、第一号出資案件として、akippa株式会社と株式会社バックテックの2社に出資することを発表しました。
今日は、そのうちの一社、akippa株式会社(代表取締役社長:金谷元気)について、もう少し詳しく紹介します。
(akippa株式会社のHPにリンクしています)
akippa株式会社は、2009年設立のシェアリングエコノミーの先駆企業です。
何をシェアしているかというと、個人や企業が保有する駐車場です。
同社は、駐車場予約アプリ「akippa」を通じて、駐車場の空きスペースと駐車ニーズとを結び付けました。
民泊ならぬ「民パーク」と言っていいのかしら?駐車場を利用したい人はネットで予約。決済もネットです。駐車場のオーナーは遊休スペースを有効活用できます。
現在、akippaの駐車場拠点数は累計約2万、会員数は累計70万人を超え、国内最大級の規模を誇ります。
アプリをダウンロードして利用してみると分かるのですが、とっても気軽に駐車場を予約できます。
大きなイベントだと、会場近くの駐車場が満車だったりして困ることがありますが、akippaを利用すれば、事前にスマホで予約できます。
もちろん、鉄道でお出かけの際も、駅近くの駐車場をアプリで検索して事前に予約すれば、簡単にパーク&ライドができます。
(akippaサービスイメージ)
akippa株式会社は、さらにその先のMaaSを軸としたモビリティプラットフォームの構築を視野に入れています。
MaaS(Mobility as a Service)とは、移動をモノで提供するのではなく、サービスとして提供するシェアリング・エコノミーの発展形のような概念です。
駐車場はもちろん、自家用車やバス、タクシー、そして鉄道がシームレスに接続する。移動がオールインワンのサービスとして提供される。
将来は、AIタクシーが自宅まで迎えに来てくれて、もちろん鉄道も同時に予約済みで、旅行先まで何のストレスもなく移動ができる、なんて姿が普通になるかもしれません。
日常生活や観光などさまざまな移動が、気軽に快適にできる未来っていいですよね。
そんな未来のモビリティサービスは、JR東日本が描く将来の姿でもあるんですよね。
今回の出資を契機に、他の連携先の皆様とも一緒に、将来の新しい移動サービス創造に挑戦していきたいと思います。
金谷社長、これからもよろしくお願いします。
(金谷社長(右)と一緒に)
…というakippa株式会社の創業者、金谷社長。
若かりし頃はJリーガーを本気でめざしていたという熱血社長です。
いまは、駐車場シェアリングサービス「akippa」のサービス普及に全力を投入し、その先にモビリティプラットフォームの構築という大きなビジョンを掲げています。
はじめてお会いたしたときから、その強い情熱と前向きな使命感に刺激を受けました。
驚いたのは、終盤の打ち合わせに松葉杖をついていらっしゃったとき。
なんでも趣味のサッカーで怪我をされたとのこと。今もサッカーの情熱が醒めていないんですね。
松葉杖をつきながらの、迫力あるプレゼン。私たちと一緒に実現したい未来の姿を熱く語っていただきました。
そうそう。新しい移動サービスを実現すれば、松葉杖でも楽に移動できるはず。早く実現しなきゃね!
新しい未来、ぜひ一緒に創っていきましょう!
皆さん、よろしくお願いします。