こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。
もう2018年も年の瀬。
皆さん、どんな1年だったでしょうか?
最近、とあるインタビューで、「2018年の成果は?」と聞かれることがありました。
うーん…。いろいろとやったけど、具体的な成果と言われるとキツいな…。
私たちは、JR東日本の「出島」として、新しいことにどんどんチャレンジしていこうとしています。
ですが、そんな私たちの挑戦は始まったばかり。目に見えた成果が出ているわけではありません。
ただ、ちょっと嬉しい変化もあります。それは、JR東日本の現場の若い社員たちが私たちの活動に関心を持ち始めたこと。
最近、JR東日本の現場社員や地方支社の社員から、「話しを聞かせてほしい」と声をかけられる機会が増えました。
赤羽駅の無人AIレジ店舗や大宮駅「STARTUP_STATION」など、私たちの取組みがカタチになったり、メディアに取り上げられるようになったからかな。
こうした変化が、2018年の嬉しい成果だと思います。
最初は、どんな話をしたらいいんだろうと悩んだんですが、結局はリアルに、現在の私たちの奮闘ぶりを話すことにしました。
タイトルは「JR東日本×スタートアップ=?」。
私たちの取組みを紹介しながら、この数式の答えを読み解くようなプレゼン構成にしています。
これまでに、いろんな現場の社員が私たちのところに足を運んでくれたり、こちらから地方の支社にでかけたり…。
みんな、すごく問題意識が高いし、すごく意欲が高いんですよね。
とある職場(東京田町の運転士たち!)では、こうした意見交換の後、実際に大宮駅の「STARTUP_STATION」に駆けつけてくれました。
しかも、その模様を、分かりやすい資料にまとめて、職場内に展開したりしてくれています。
同じようなことが、横浜とか大宮の現場からも起きてるみたい。
これ、ムチャクチャ嬉しいです(涙)!そして、とっても価値のある一歩だと思っています。
私たちJR東日本スタートアップだけでは、出来ることって高が知れています。
でも、こんな風に、私たちの活動に共感してくれる仲間が増えれば、もっとできることが増えるはず。
現場はイノベーションに前向きです!こうした取組みが契機になって、駅と鉄道から数多くのイノベーションが起きるといいな…。
ちなみに、同じインタビューで、その後に聞かれたのが「今後の課題は?」。
次のように答えました。
課題は、この動きを一時の「ブーム」で終わらせないことです。
そのために、スタートアップとの連携で、明らかに「変わった」と、皆が実感できるような実例を示し続けていきたい。
暮らしが変わった、働き方が変わった、JRが変わった。皆がそう感じることが、オープンイノベーションが継続するカギだと思う。
2019年は、もっと頑張ります!
皆さん、よろしくお願いします。