青森をフィールドとした「キャッシュレス化」と「無線Wi-Fi整備」

B!

こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。

昨日(7/24)、JR東日本のアクセラレータープログラム「JR東日本スタートアッププログラム」に関するプレスリリースを行いました。
内容は、青森をフィールドとして、「キャッシュレス化」と「無線Wi-Fi整備」の実証実験準備に着手するというものです。
※プレスリリースはこちら


(青森で行った記者会見)

「JR東日本スタートアッププログラム2018」では、新たな取り組みとして『「地域」でテストマーケティング』の案件を募集。数多くのご提案をいただきました。
その中から、青森県、青森市、公益社団法人青森県観光連盟、青森商工会議所などと連携し、次の2つのテーマを検討していくこととしたものです。

一つは「キャッシュレス化」。
青森県には中国や台湾から大型客船が寄港しており、訪日外国人が大きく増加しています。
今回青森で、二次元コードを使用したキャッシュレス化を推進することにより、国内外のお客様の旅行や消費の喚起をめざします。

協業企業は、株式会社Origamiです。
同社は2012年に会社を設立し、2016年5月にスマホ決済アプリ「Origami Pay」の提供を開始。
大手コンビニチェーンや、タクシー、雑貨店、ファストフードチェーンなど、約20,000店舗の加盟店がOrigami Payを導入しています。※予定店鋪を含む。

Origamiさん、ご提案&ご協力、有難うございます!

いま一つは「無線Wi-Fi整備」。
旅行に出かけたときの悩みの一つに、通信環境が整備されていないことがあります。
今回は青森の観光地等で、独自の無線中継技術を用いたWi-Fiサービスを提供することにより、利便性の向上をめざします。

協業企業はPicoCELA株式会社です。
同社は九州大学発のベンチャー企業で、中継段数が増加してもスループット劣化の少ない独自の多段無線中継技術を保有しています。
同社の技術が導入されたWi-Fi網は国内外で100事例を超え、年間延べ利用者数は100万人に達します。多くの導入箇所で7割以上のLANケーブル削減に成功し、IoT普及を促進させる技術の一つとして注目されています。

PicoCELAさん、ご提案&ご協力、有難うございます!

具体的な協業あるいは実証実験の進め方は、これから両社、そして青森県・青森市の関係の皆さんと詰めていくこととなります。
皆さんやる気満々ですから、きっと実り多い実証実験ができるものと確信しています。

青森をフィールドとして、新しい技術・サービスを日本全国に、そして世界に広めていきたいですね。

皆さん、よろしくお願いします。

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