こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。
昨日(11/19)、青森へ出張してまいりました。
目的は、青森市の小野寺市長への表敬訪問です。
先般、JR東日本スタートアッププログラム2018の採択企業が決まりました。
今回のプログラムの特徴の一つが、新たに「地域」をテーマに加えたこと。その重要なパートナーとなるのが青森市です!
今回「地域」テーマで採択したのは3件。
その報告と、今後の進め方等について意見交換にお伺いした次第です。
小野寺市長、本当にスタートアップの支援に熱心なんですよね。
市庁舎にお伺いすると、市長自らお出迎えいただきました。ガッツリ握手!
さらに説明を終えて記念撮影にも快く応じていただき、かけ声も「青森でスタートアップ!」。
いつもながら熱いです!
なお、採択した3件というのは次の通り。
まずは、株式会社Origami。テーマは「青森におけるインバウンドのお客様へのQR決済利用促進」です。
今回、青森市や商工会議所等と連携して、青森駅前をキャッシュレスの街にします!
「のっけ丼」も観光物産館「アスパム」も、もちろんラビナやA-Factory等のJR東日本の商業施設も、QRコードで決済が可能となります。
実証実験は12/1から。お得なクーポンも配信する予定ですので、お楽しみに!ぜひ青森へお出かけください。
続いて、PicoCELA株式会社。テーマは「無線マルチホップ技術による屋外無線LAN環境構築」。
こちらも八甲田ロープウェーと連携して、従来設置が困難であった山頂駅付近を、WiFiが利用できるようにします。
インバウンドの方の不満の上位にあがるのが、無線WiFi等の通信環境の問題です。
同社の独自技術を用いると、屋外の無線WiFiを低コストで整備することができます。
八甲田山頂からこのWiFi通信を使って、美しい樹氷の写真を世界に向けて配信。青森の魅力がグローバルに伝わりますね!
そして、株式会社ファーメンステーション。テーマは「発酵技術を活用した地域循環モデルの構築」。
同社も、独自の発酵・蒸留技術を保有していて、自然由来のプレミアムエタノールを製造することができます。
通常は「米」を原料としているのですが、今回チャレンジするのは青森の「りんご」。
青森駅に隣接するシードル工房「A-Factory」のりんご搾りかすを利用して、エタノールと発酵粕を製造します。
発酵粕は家畜の飼料に活用して廃棄ゼロの循環モデルをつくります。エタノールを利用した商品もこうしたモデルも、新しい青森の名産になるといいな。
これらは12月から順次、実証実験のフェーズに入っていきます。
スタートアップとの連携で、地域が元気になる、地域の新しい魅力が生まれる。
今回の取組みが、そんな地域活性化の先行モデルになるといいな。がんばります!
皆さん、よろしくお願いします。