こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。
再生可能な新素材を使用した「LIMEX」傘のシェアリングサービスにチャレンジ!
使い捨て傘の撲滅に向けて、ベンチャー2社と新しい共創をスタートします。
今回パートナーになるのは、石灰石を原料とした再生可能素材「LIMEX」を開発した㈱TBM。
そして、傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する㈱Nature Innovation Groupです。
この両社の技術とJR東日本のインフラを掛け合わせることで、駅を起点とした環境にやさしい傘のシェアリングサービスに挑戦します。
6月12日から上野エリアで始まる傘シェアリングイベントの一環として、100本のLIMEX傘を用意。
上野駅と御徒町駅で、LIMEX傘のシェアリングサービスをスタートします。
※プレスリリースはこちら。
(2018年12月大宮駅スタートアップステーションにて)
ようやくここまで来た…というのが正直な感想。胸アツです。
㈱TBMは、JR東日本スタートアップ2018の共創パートナー。
事業共創の「熱い夏」を通じて、世界初の石からつくった傘、「LIMEX」傘を共同開発しました。
大量に製造され、使い捨てされるビニール傘…。廃棄も遺失も多く、環境への負荷が問題となっています。
何とかできないかと議論を重ねるうちに生まれたのが、LIMEX傘のアイデアでした。
さらに、シェアリングにより不要な傘の所持を減らせれば、環境負荷を大きく低減できるはず…。
移動の起点となる駅って、そういう意味では、すごく相性がいいですし、取り組む意義は大きいと考えました。
今回、傘のシェアリングサービス「アイカサ」を手がける㈱Nature Innovation Groupと出会えたのは、ドンピシャのタイミング。
同社が展開するLINEアプリを使用した傘シェアリングは、すごく手軽に使えるので、多くのお客様の利用が期待できます。
傘に付いてあるQRコードを読むだけ。1日70円で同日内なら何度でも利用可能。借りる場所と返す場所は別でもOKです。
今般、同社を新たなパートナーとして迎え、ついにその共創プランを実現することができました。
ここに至るまでいろいろあったので、本当に胸アツです(再)。
あらためて、LIMEX傘シェアリングの概要は以下の通り。
傘立ての設置場所:上野駅公園改札外(公園口)、御徒町駅北改札外 ※返却は他拠点でもオーケー。
貸し出す傘の本数:100本
料金:1日70円 ※同日内なら何度でも利用可能。
お出かけのひとには申し訳ないのですが、この時期はたくさん雨が降ってほしい…。
できるだけ多くの方にLIMEX傘シェアリングを体験していただきたいと思います。皆さん、ぜひご利用ください!
(JR東日本スタートアッププログラム発表会でプレゼンする窪田さん@㈱TBM)
ちなみに裏話ですが、LIMEXで傘がつくれないかと㈱TBMに持ち掛けたとき、はじめに出来上がったのは手のひらサイズの試作品。中棒部分は歯ブラシでした(苦笑)。
あれから半年ちょっとで、よくぞここまで来ましたね…。胸アツです(再々)。
TBMはじめ、関係の皆様、本当にありがとうございました!
環境にやさしい社会、一緒につくっていきましょう。これからもよろしくお願いします!
皆さん、よろしくお願いします。