こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。
ついに、ベンチャーとの共創は、伝統のこの業態にまで広がりました。
伝統の駅そば×最新のロボット技術。『駅そばロボット』の実証実験をスタートします。
日時と場所は次の通り。自動調理ロボットで人手不足解消&味の技術継承にチャレンジします。
日時:2020年3月16日~4月15日
≪営業時間(月~金)7:00~22:00 ※3/16のみ14時から(土日祝)7:00~21:00≫
場所:そばいちnonowa東小金井店(JR東小金井駅構内)
共創パートナー、コネクテッドロボティクス㈱との共創プランです。
今回、駅そばロボットで自動化するのは、麺の茹でから洗い、締めの行程まで。
丼の盛り付けや片づけ等は人力で行います。
いわば、ロボットと人が共同作業するそば店をつくります。
人手不足に悩む飲食業界…。テクノロジーの力を借りて、出来るところから省力化を進めていきたいと考えています。
今回のロボット導入により、店舗の8時間程度、従業員一人分の作業量を代替できる見込みです。
さらには、ベテランの技術を継承することで、安定した美味しさを提供していきます。
実は、ここに至るまで、コネクテッドロボティクス社のラボでは大変な試行錯誤が繰り返されました。
そばって難しいんですよね…。てぼ(ざる)の振り方が甘いと麺がくっついてたり、洗いが不十分だとヌメりが残ってたり…。
さらには駅そば固有の店舗の狭小さの問題。設置箇所に悩みながら、メジャーで数㎝単位にこだわる仕様変更の数々…。
駅そばのプロの皆様から何度もダメ出しされて、ようやくたどり着いたのが、いまの駅そばロボットのモデルです。
さらに、今回もろもろ話しを進めていくと、ヒューマンな部分でもロボットに期待したいことが…。
人手不足の問題を深めていくと、離職理由の上位が「職場の人間関係」だったりします。
たまたま性格が合わなかったり、誤解があったり、いろいろあるかもしれませんが、人と人の相性って難しいですよね…。
そんな問題を、ロボットは解決できる可能性があるんですよね。
ロボットには、パワハラもセクハラもない。言葉の角も感情の起伏もない…。
実は、これって地味に人手不足に効く要素なのかもしれません。ロボットが入ることで、逆にヒューマンな職場になるってシニカルですが…。
あっ、駅そばで働くひとは伝統的にやさしい人が多いです。誤解なきように…(苦笑)。
ということで、ハードの面だけでなく、ヒューマンな部分にも効く(かもしれない)駅ロボット。
伝統と先進の融合による新しいチャレンジを東小金井駅ではじめます。
皆さんのご利用をお待ちしております。
皆さん、よろしくお願いします。