こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。

私たちJR東日本スタートアップは、第一号出資案件として、akippa株式会社と株式会社バックテックの2社に出資することを発表しました。
今日は、そのうちの一社、株式会社バックテック(代表取締役社長:福谷直人)について、もう少し詳しく紹介します。

株式会社バックテック(以下「バックテック」)は、京都大学大学院医学研究科発のスタートアップ企業です。
創業者であり社長の福谷さんも、同大学院の博士号を取得されています。

「全人類が生き生きと暮らし、社会に貢献できる世界をつくる」
これが、バックテックの経営理念です。

同社のホームページを開くと、次のようなメッセージが目に飛び込みます。

医療✕テクノロジーで、人生に希望というエッセンスを。
私たちは事業を通して、カラダの痛みや、痛みに伴う不安・恐怖感を抱えながら日々生活している人々の人生というストーリーに"希望"というエッセンスを与えたい、と考えています。
世界中の人々が生き生きと暮らし、社会に貢献できる世界を作るため、医療とテクノロジーを融合し、より多くの人々の健康をサポートする。それが私たちの経営理念です。

素敵なメッセージじゃないですか?
医療とテクノロジーの融合によって、カラダの痛みや不安を解消したい。健康な社会をつくりたいって。
私たちも同じ思いです。お客様や沿線にお住いの人たち全てに、健康で安心に暮らせる毎日を提供したい。一緒に健康な社会づくりを進めたいですね。

同社がその理念を実現する第一歩として展開しているのが、腰痛対策アプリ「ポケットセラピスト」です。
「ポケットセラピスト」は、京都大学大学院医学研究科で開発された腰痛タイプ判定アルゴリズムをもとに、国家資格を保有する専門家とのチャット相談や最適な運動の提案を通して、二人三脚で腰痛の解消を目指すサービスです。

その特徴は、まずは個人ごとに腰痛のタイプを判定すること。
私もトライアルで経験させていただいたのですが、質問に答えていくと自分の腰痛判定タイプが判明します。私は「きんはり型」でした。
その名の通り、筋肉の張りから腰の痛みを発症しているタイプ。腰痛の王道でしょうか。その他にも、「まえあつ型」「ついいた型」など、多種多様な腰痛タイプがあります。

腰痛と一概に言っても人によって症状や原因が違うのですが、ポケットセラピストはそのタイプを把握できるので、その人に合った対策が提案されます。
まさに、専属の「セラピスト」が近くにいるみたい。自分に合った運動を提案してくれるし、チャットで健康相談もできるんです。

このオンラインサービスが、同アプリのもう一つの特徴でしょう。
オンラインだから、いつでもどこでも可能。腰痛で悩んでいながらも、時間のないひと、近くに療養施設がないひとには有難いですよね。

一方で、オンラインだけでなく、リアルに対策に取り組みたいという方には、フィットネスジムとの連携も模索しています。
これが、JR東日本グループのフィットネス施設「JEXER」と連携した「こしケアプログラム」。昨年度の「JR東日本スタートアッププログラム」で、バックテックとJR東日本とで練り上げた協業プランの一つです。

(昨年の発表会でプレゼンする福谷社長)

バックテックは、京都大学大学院医学研究科発そしてJR東日本発のスタートアップ企業なんですね。
私たちは、これからも大学発の研究や起業を応援していきたいと思います。産学連携によるオープンイノベーションをもっと創発できたらいいですね。
福谷社長、その第一走者として、一緒に頑張りましょう。

(福谷社長(右)と一緒に)

…という福谷社長ですが、正義感の高いドクター社長です。
プロ野球選手をめざしていましたが、高校時代に肘を壊し断念。そこで出会ったリハビリ技術に感動し、理学療法士という新たな夢に進みました。
さらに、同僚が腰痛により仕事ができなくなり退職するという現実を目の当たりにして、こうした問題が起きない社会をつくろうと起業に踏み切ります。
健康を害することは社会にとってとてつもない機会損失だと、問題意識をお持ちになったんですね。

同様に、その高い正義感は、「JR東日本スタートアッププログラム」における協業プランでも発揮されます。
創業間もなく社員数も少ない同社にとって、リアルなフィットネス施設との協業は相当なチャレンジだったはず。
それでも粘り強く「こしケアプログラム」をつくり、実証実験にこぎつけたのは、健康な社会をつくりたいという意志の強さゆえでしょう。

ほんと、見習わないといけません。その姿勢こそ、私たちJR東日本スタートアップのセラピストです。
一緒に実現しましょうね、健康な社会を!

皆さん、よろしくお願いします。

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