こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。
JR東日本は、「乗る」こと自体が目的となるような、さまざまな「のってたのしい列車」を運行しています。
「TOHOKU EMOTION」(東北エモーション)は、そんな「のってたのしい列車」の一つ。
東北の八戸線を走る列車です。青森の八戸駅から、「あまちゃん」でお馴染みの久慈駅まで約65㎞を走ります。
この「TOHOKU EMOTION」の2018年度下期の運航日と旅行商品等がリリースされました。
※プレスリリースはこちら。
デザイン、食、アート、景色など様々な魅力がたっぷり詰まった列車です。
特に「食」については、目の前で調理されるオープンキッチンをなど、列車全体がレストラン空間となる「東北レストラン鉄道」。
三陸の海を眺めながらの、東北の食材をふんだんに使った料理は格別です。
また、列車旅の途中、車窓を眺めていると、思いがけない感動のシーンに出会えます。
「TOHOKU EMOTION」が通過する時間に、地域の人々が出迎え、列車に向かって手を振ってくれるんです。
大漁旗をはためかせながら走って追いかけてくれる人も。
これは「洋野エモーション」と呼ばれる、沿線住民らの「おもてなし」運動です。
東日本大震災で流された線路が復旧し、運行を再開したJR八戸線への、地元の方々の感謝の思いから始まりました。
2013年からずっと続いているんだそうです。昨年、はじめてこのシーンに出会ったときに、思わずジンと来てしまいました。
この場所は、ちょうど線路がカーブになっているところなんですが、歓迎の手の振りは、列車が遠く見えなくなるまでずっと続きます。
皆さん、本当にありがとう。こんなシーンに出会えるから、どんなキツい仕事でもやり抜ける気がします。
(沿線の葦毛崎 ※写真はイメージです)
お客さま、そして沿線の皆さんの笑顔のために、これからも一生懸命、汗をかいていきたいと思います。
ぜひ一度、東北レストラン鉄道「TOHOKU EMOTION」、乗ってみませんか?
皆さん、よろしくお願いします。