こんにちは。鉄道員(ぽっぽや)社長の柴田です。
「JR東日本スタートアッププログラム2018」。
発表会まであと20日。大宮駅「STARTUP_STATION」でのデモ展示まで1か月を切りました。
みんな、ここに来て、もう一段、ノッチが上がっているみたい。
あわただしくも濃密な毎日が続いています。
さて、そんな中、日本最大級のオープンイノベーション・プラットフォーム「eiicon」さんが、わがJR東日本スタートアップの特集を組んでくれました!それがこちら。
JR東日本がスタートアップとつなぐ未来 JR EAST STARTUP
超クールでスタイリッシュなポータル頁もつくっていただき、感動です。
これ、私たちのホームページにしたいくらい。
ほんとは、すごく泥臭くて、汗と涙にまみれてるんだけど、こんなにカッコよく仕上げてくれて、虚偽表示にならないかしら(苦笑)。
ポータル頁には、私たちのビジョンやイノベーションスキームがコンパクトにまとめられています。
しかも「ポイント」として、私たちの特徴として取り上げてくれているのが、JR東日本のインフラを使った事業共創の事例です。
赤羽駅無人AIレジ店舗や、ビッグデータを活用したAIステーション、さらには今後チャレンジしようとしている、世界初の再生可能素材を活用した傘のシェアリングまで、「ポイント」となる事例を紹介いただいています。
実は、このJR東日本のインフラを活用した事業共創こそ、私たちのこだわりであり、スタートアップの皆さんに提供したいアセットなんです。
eiiconさんとのインタビューで、こんなくだりがありました。
――オープンイノベーションを具体的に推進するために、JR東日本スタートアップでは、「スタートアッププログラム」と「CVC」という2つの機能を有していますね。
柴田氏:ベンチャー企業が持つ事業と資本の両面を後押しすることが、CVCの目的です。ただ、当社の場合は、圧倒的に事業面の連携を重視しています。出資が目的でもないしゴールでもない。泥臭く事業共創にこだわっていく。その典型とも言えるのが、「JR東日本スタートアッププログラム」です。
このプログラムでは、ベンチャー企業とJR東日本スタートアップ、そしてJR東日本の事業部門が三位一体となって、膝詰めで新しい事業の創造に取り組んでいます。ベンチャー企業にはアイデアや技術がある、私たちにはインフラと課題がある。それをほぼ週に1回のペースで議論を戦わせて、現場に足を運んで実態を見る。そしてプランを練り直す。そんな事業共創のサイクルを、ベンチャーの数だけチームをつくって、何度もまわしています。必ずJR東日本のインフラで実証実験をするまで、プランを練り上げるのが特徴です。
泥臭く事業共創にこだわり、必ず実証実験をするまでプランを練り上げる…。
全然スタイリッシュでもないしクールでもない。あっち行ってはNGとなり、こっちを攻めては返り討ちにあう…。そんな繰り返しで、事業共創にチャレンジしてたりします。
さらに、こんなくだりもありました。
――他社のアクセラレータプログラムは平均的には5社程度の採択だと思いますが、JR東日本スタートアッププログラムは20社以上と、スケールが違います。なぜ、ここまで多く採択できるのでしょうか?
柴田氏:単純に知らなかったからです。私たちは最終選考まで残ったものは全て実証実験をするものだと思っていました。しかも、どの提案もポテンシャルがあり、JR東日本としてチャレンジしたい内容だったから、正直容量オーバーと思いながらも全部採択した。その結果が20件となったということです。今回2回目となるプログラムですが、やっぱり面白い提案がたくさんありました。同じく容量オーバー気味ではありますが、どれもこれもチャレンジしがいのある事業ばかり、23件のラインナップとなりました。数も内容もスケールアップできていると感じます。
これ、言ってよかったのかな…?
後でお叱りを受ける可能性がありますが、それも含めて、オープンにイノベーションを進めていきたいと思います。
なお、今回の特集は、全4回のシリーズで、私たちのイノベーションの取組みを紹介していただく予定です。
第1回目は、上述のやり取りを含めた、私のインタビュー記事が載っています。
題して、「年20件以上の共創推進 JR東日本スタートアップの覚悟」。
こちらも、お手すきのときにぜひご一読ください!
私自身、このインタビューを受けて、頭が整理できた部分があります。eiiconさん、このような機会をいただき、本当に有難うございました!
今後の記事もお楽しみに!
皆さん、よろしくお願いします。